ブログをご覧いただきありがとうございます。京都・山科・醍醐 小野駅すぐにあるスポーツ整体「松田すぽると整体院」の院長の松田多朗です。
京都では毎年、小学生の駅伝大会の大文字駅伝というものがあります。
当院にもその各地域の予選会が始まるあたりから、小学生のクライアントさんが増えます。
その中でも地面に足をつけないぐらいかかとが痛いと訴える子どもがいます。
もちろんまずは整形外科を受診されることを勧めます。すると「シーバー病」といわれましたと何人かが来院されます。
「踵骨骨端症」といわれるもので、アキレス腱やふくらはぎの張力と足裏の足底腱膜の張力で引っ張り合い、さらにかかとに体重や地面からの突き上げにより、繰り返し負担がかかる。そうすることでかかとに炎症が起き、かかとをつけるだけで痛みが出たり、ひどくなると軟骨の損傷や骨折に至ることもある。
筋肉が骨の成長に追いつかずなる成長痛ともいわれますが、ほとんどの場合、運動のし過ぎによることの方が多い。というよりは運動量に対するケアの不足といったほうが正確でしょう!
小中学生の場合は成長期で特に骨が柔らかいので、運動の頻度が高い(週に5~7日)と筋肉の回復が遅れて拘縮を起こし、骨や関節を引っ張ってしまい、それに加えてジャンプや反復して何度も加重がかかる動作の衝撃で炎症を起こしやすくなる。
成長痛が治まるまで運動をしばらく休みなさいといわれ、途方にくれる方がおられますが、しっかりとしたケアをすれば続けられますので不安な保護者様はお気軽にお問い合わせ、ご質問してください。
もちろんご予約もお待ちしております。